ユメミタアトデ

一つの人形と一つの願いが繋ぐ、有る物語



about Heroine



#000  「 簡単にモノを言うな、こんな子供、家に連れて帰って如何説明する? 」
#001  自分が転んだ、という事態を飲み込むまでに、数秒は掛かったかもしれない。
#002  「 …泣くなら声を上げて泣いたら如何だ、そうすれば少しは歳相応に見える。 」
#003  優しさが、あからさまに人に伝わる事が嫌いなのだろうか、この男は。
#004  如何してこんなスカート一枚で…ゼロがいっぱい付かなきゃいけないのよ。
#005  幼い子どもは、心を赦した者の姿が見えなくなると酷く情緒不安定に為る。
#006  (冬の水って、何でこんなに冷たいのよ…っ!!指が痺れて…っ)
#007  何故だろう、何時も何時も一番の願事は叶わなかった
#008  ( 真冬の池の温度がどの程度かも知らぬ侭飛び込んだのか、この莫迦は )
#009  「 若しかして…周りに敵ばっかり作って生きて来たの? 」
#010  彼は一瞬、笑ったようだった。見間違えたのかと思うほどの、ほんの刹那。
#011  ( キスでも抱擁でも…幾らでもすれば良いじゃない…! )
#012* 理解していながら聞こえない振りでもするように、ルシウスは呼びかけの声を上げた。





















Heroine

(デフォルト名)
ホグワーツ魔法魔術学校5年生、グリフィンドール寮の平凡なマグルだった。
両親をヴォルデモート卿に殺されて以来、薄汚い人形とローブと杖だけが少女の財産になり、
少女は全てを失った。
ある夜ノクターン横丁でルシウスと偶然に眼が合い、其の瞬間に少女は闇の魔法に掛かり、
気付けば少女は齢6歳の子どもに為っていた。
純血ルシウスと外見6歳中身15歳のマグル少女との、奇妙で奇怪な同棲生活が始まった。


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