甘い誘惑 -Other Side-





初めは二人、大人しくケーキを食べていた。
が作ったケーキは、しつこくない甘さで、紅茶と上手い具合に溶け合って、スネイプを満たしてゆく。
時折、餌を待ちわびる子犬のように口にケーキを運んでくれるのを待っている の為に、自分のケーキを小さく切り分けて与えていたが、それにも事坂飽きてしまっていた。
ただ…食べているのでは、つまらなすぎる。






それでもまだ、物足りなそうな顔をしてケーキが運ばれてくるのを待っている
仕方なしに、ケーキにホークを刺した瞬間、徐に、頭の中に閃きの様な思考が生まれる。






「…そんなに食べたいかね?」






意地悪げに苦笑したスネイプに、素直に は首を縦に振った。
すると、スネイプは切り分けたケーキを自分の口へと運び、そのまま に口付けた。






「んんっ……っっ……」






無理やりあごを掴まれ上を向かされて、 は苦しさに喘ぐ。
諭すように優しく絡み付いてきたスネイプの舌が、 の口の中にケーキを押し入れる。
そのままケーキを に預けて、自分は熱くなった咥内に舌を滑り込ませると、怯えたような の舌に優しく触れた。
撫でるように擦りあげてからチュッと優しく吸ってやると、喉の奥で が甘い声を上げる。
それに煽られるように、更にスネイプは咥内を蹂躙しに掛かる。






「ん…っ…ぁっ…」






か細い手が必死にスネイプにしがみ付き、繰り寄せようとする。
口の中のケーキと生クリームは既にお互いの熱でとろとろに溶けてしまっていて跡形も無い。
熱くなった舌に舌を絡ませてやれば、嬉しそうに の身体が跳ねる。
クリームの力を借りて更に甘くなった咥内を惜しみながらも離してやれば、不満げな瞳で が見つめてくる。






刹那、抱きかかえていた の足が左右に揺らぐ。
僅かに動いた瞬間に、スネイプは生暖かいものを感じ取る。
もどかしげに腰を揺らしながら、とろん…とした甘い蜂蜜色の瞳で見つめられるスネイプ。






「…キスだけで感じたのかね?」






目を細めて嘲る様に言うと、真っ赤になって は否定する。
それでも、身体越しに伝わるその熱は既に火を帯びていて、熱く熱くなっている。






「あぁっ…んっ…」






スネイプが少し足を揺らしてやれば、僅かにソコに触れるのか、嬌声に艶やかさが加わる。
無意識のうちに強請る様に腰を揺らす に、スネイプは満足げな微笑を浮かべた。






「厭らしい子だな…」






嗜めながら、首筋に舌を這わせる。
スネイプの言葉にすら感じてしまうのか、 は躰をしきりにびくつかせるばかり。
キスだけで感じるように仕向けたのは、他でもない自分自身。
幼い躰を開発するのはことのほか、簡単で。
覚えの早い躰は、すぐにスネイプが施すであろう愛撫の感覚を一瞬で思い出させる。






「ちがっ……!」






否定して首を振る
そんな の耳元で、スネイプは低く笑うと、するりとスカートの中に手を忍ばせて、淡い色の下着に手を掛ける。
とたんに、ビクン、と大きく体が揺れた。






「 こんなに物欲しそうにヒクつかせても、か?」






ククッとさも満足げに笑うと、スネイプは既に熱く濡れた下着を取り払う。
とろとろに溶けたソコが直にスネイプの膝に晒されると、蜜を吸収するものが何も無くなった為に、スネイプの服がその役目を負う。
熱く濡れそぼったソコからは、しとどに蜜が溢れ出し、スネイプの服に染みを作っていく。
ぐいっと大きく上に突き上げるように膝を持ち上げてやれば、膝とソコが触れ合って快感を生む。
その度に、 の躰が大きく揺れる。






「やぁんっ……ぁぁっ……」






厭だ、と言いながら、刺激で生まれる快楽に完全に酔っている は躰を左右に揺らしては更なる快楽を強請る。
躰を駆け抜ける快楽を追い駆けるように、ソコは疼き出す。
止め処なく溢れる蜜は、だんだん滑らかに滑りを帯び初め、 とスネイプの間に柔らかな摩擦を生じさせる。






、どうして欲しいかね?」






自慰に似た行為を自然に繰り返す に口付けを落としながら、スネイプは甘く囁く。
言えば望みどおりにしてやる、と嗜めれば は悦楽に翻弄されたままで首を頑なに振る。
いつも強情な をゆっくり溶かすように追い詰めるのが、いつものスネイプだった。
極限まで追い込んで、耐え切れなくなった に自分から求めさせるまでは。
けれど…






「 まぁ、今日はValentineだしな。
 たまにはこういうのも悪くないだろう」






傍にあった椅子に を座らせたスネイプは、そのまま の両足を左右に割り開く。
スネイプに秘部を晒す恥ずかしさに、必死に抵抗するも、結局 はスネイプの片手に取り押さえられてしまう。
みれば、しとどに濡れたソコは紅く熟してヒクつかせているばかり。
スネイプの与えてくれる快楽を欲しがって、強請るように蜜を溢れさせる。






「誠、厭らしい」






再度満足げな眼差しで見つめると、スネイプはテーブルの上のクリームを指に絡めると、そのまま の突起に塗りつける。






「せんせ……っ…やぁ…っ…!」






もがいても力の差では敵わない。
押さえつけられたままの は、非難の言葉を浴びせても聞き入れて貰える筈もなく、そのまま大人しくしていることしか出来ない。
それでも、触れられている突起からは確実に快楽が伝わって、躰を駆け抜ける。
ようやく弄って貰えた喜びに戦慄くソコは、更に蜜を溢れさせてはスネイプを誘う。






「…きゃぁ……ぁぁっ……あっ…」






突起に塗ったクリームは、 のソコが与える熱によってすぐさま解け始める。
それを見計らってスネイプは、舌先だけで掬い取るように下から上へゆっくりと舐め上げる。
柔らかくて熱い舌がソコを往復しただけで、 に抵抗しようとする意思など消えうせていた。
変わりに、焦らすようなスネイプの舌使いに、更なる快楽を強請るように腰を揺らめかせる。
スネイプの舌先が突起をつつくようにして愛撫し始めると、 は既に思考すること全てを投げ出していた。
それでも、ソコから生まれる快楽は、スネイプが与えてくれる快楽のほんの僅かでしかなくて。






「…あぁんっ……ぁぁ……っ」






クリームを綺麗に舐め取ったスネイプは、舌先で突起をころころと転がしてやる。
優しく歯を当ててやれば、その度に恐怖に怯えたようにビクリと躰が跳ねて、更なる嗜虐心を掻き立てる。
とろとろと溢れ出た蜜は椅子を伝ってポタリと地面に落ち始める。






「イキたいかね?」






優しく問えば、既に従順になりきった は大人しく首を縦に振る。
ヒクつく蕾をぐいっと親指で押すように刺激してやれば、指を奥へ奥へ誘い込もうと収縮が始まる。
じゅぷん、と音を立てて容易く挿入った指は、奥まで到達することなく、入り口のほうを優しく愛撫するのみ。
それでも には耐え難い刺激なのか、首をふるふると振りながら必死にスネイプにしがみ付く。
必死に喘ぎながら、それでも快楽を欲してしがみ付く






「仕方のないやつだ」






ヒクつくソコにそっと口付けると、 を抱きかかえ、スネイプはそのまま熱く高ぶった己を突き入れる。






「きゃぁぁぁぁぁぁ………っっ」






高い嬌声が聞こえ、 は必死にスネイプにしがみ付く。
躰を駆け抜ける凄まじいほどの快楽を、受け止められる位にまでは発達していない はぐったりとその身を委ねる事しか出来ない。
ビクビクと震えるソコは、迎えた快楽の激しさに打ち震えながらも浅ましく次なる快楽を求め始める。
ピクピク上下に動く突起を愛しげに一瞥したスネイプは、ぐいっと最奥まで押し入れる。






「 挿入れただけでイクとはな…。
 上出来な躰だ」






柔らかい髪を優しく撫で、揺らめく細い腰を掴み、引き寄せるとスネイプは動き始める。
熱い最奥を軽く突いてやると、甘い声は微かな泣き声へと変わる。
涙の色をしているのに、 の声はそれでも甘い。






「………ん、あぁぁぁ……あんっ、あ……」






その夜、 の甘い嬌声は途切れることはなかった。
Valentine、というこじつけに啼かされ続けた はそう簡単にスネイプから離してもらえることなどない、ということは…大分時間が経ってから発覚したのである。






言うまでもないが、スネイプが出した魔法薬学の課題の最後の提出者は






スネイプの愛しい恋人だったという。








□ あとがき □



…ただやってるだけのエロ夢です…(滝汗)
それでも、稀城的に書きたかった「生クリーム舐め」が書けて良かったなぁ…と一人だけ満足してます(笑)
それでも微妙なことには変わらないのですが。

企画アンケート第一位
「スネイプ教授で甘々鬼畜」
を頑張ってみました。
…駄目だったかもしれない…(苦笑)




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