Place 2
「…で、コイツは何処で寝かせたらいいと思うかね?」
食事の時も、風呂から上がって二人きりでしっとりいちゃいちゃしようとした時も、子猫はすっかり
になついたらしく、我輩よりも
にすっかりくっついて、スネイプの邪魔をしていた。
スネイプはいい加減頭にきて、子猫の後ろ首を摘み上げる。
「だめっ!!
シュラインを苛めないでよっ」
スネイプの手の中で、みゃうみゃう暴れる子猫を奪い取って、
はスネイプを睨みつけてきた。
スネイプの手から
の腕の中に戻されて、子猫は嬉しそうに
に擦り寄る。
…こともあろうに、胸の間にその身体を寄せて。
それが無性に腹立たしくて、
にしがみ付いている子猫の鼻先をパチンと弾いてやる。
スネイプは情け無いことに、子猫に嫉妬しているのだ。
しかも、雌猫に。
「私はシュラインと一緒に寝るから。
先生は床で布団しいて寝てねv」
「な、なんで我輩が自分の部屋で布団を引き、床で寝なければならないのだ!!
その猫を床でねせ……って……
!」
「シュラインを苛めるなんて、絶対に許さないからね!!」
ツン、と横を向いた
に、スネイプはわなわな、肩を震わせる。
こんな筈ではなかった。
何時もどおり、二人きりで夜を過ごして誰にも邪魔をされずに優しく
を抱いて、可愛い恋人をとろけさせて遣りたかった。
子猫に嫉妬する
を宥め、思いっきり愛してやるつもりだった…のに。
いつの間にか、
は子猫に取られていて、自分が子猫に嫉妬する。
笑える話ではないか。
そんなことを考えるスネイプを他所に、
はにっこり笑うと、シュラインを抱いてベットに潜り込んだ。
「だってしょうがないでしょ?
シュラインだって、先生よりも私のことのほうが大好きなんだもんv
ダンブルドア校長先生のとこに帰るまで、ずーっと一緒だもんv」
ふつふつと怒りが込み上げる。
小さな灰色の子猫の存在を至極の如き恨みたくなって仕方ない。
たかが、猫の分際で我輩の
を横から掠め取るなど許さない。
たかが二三日でも許されなき行為である。
「…我輩をなめるなよ?」
子猫に言ったのか、
に言ったのかは定かではないが、低い声でそう嗜めるように言うと、スネイプは
が掛けていた布団を捲り上げた。
「……あ、そんなぁ……ひど…いよぉ…」
ささやかな抵抗を片手で押さえ込んで、スネイプは
の身体からシュラインを剥ぎ取る。
子猫の事など気にしてられるか。
の着ていた布切れと一緒にベットの横のソファーに放り投げる。
「シュラ…イン…っ……んぁっ……」
そして猫に手を伸ばす
を捕まえて、自分自身の身体の下に敷きこむと直に濃厚な愛撫を開始した。
細くて折れそうな腰に手を添えて、わななく肩に唇を押し当てる。
顎を上げるように固定して、キスを施し、
の躰から力が抜けたら、唇を顎に滑らせて、それから細い喉、綺麗に浮き出た鎖骨へと移してゆく。
「……ぁ……ぁぁ……んっ」
感じやすい
の唇からは、直に微かな喘ぎが洩れ始めた。
「もう感じているのか?」
ククッと笑い、透き通るような白い素肌に羽毛のようなタッチで触れ、時々痛みを与えるほど抱き締めてやる。
唇は既に胸に辿り付いていた。
「可愛いな…
の此処は。
それに美味そうだ」
小さな胸の飾りに熱い舌を絡ませ、ジュルジュルと吸い上げてやると、
は背中を反らせて胸を突き出すような仕草を見せた。
それは無意識のうちからだろうが、
はそんな事を自分がしている等とは思わぬうちにスネイプが与える次の快楽に身を委ねる。
もっと、と強請るように瞳を潤ませてキスを迫ると、スネイプは
の唇に軽くキスを落としてから両足を持ち上げて徐々に左右に広げていく。
「…やぁ……んっ、はずか……しいっ…」
明るい中で晒される事への恥辱と、これから行なわれるであろう行為への期待とが重なって、
は堪らず声を上げた。
でも、拒否の言葉は、慣らされた躰に与えられる凄まじいほどの快楽に溺れていて、強い威力は発揮されない。
それどころか、甘い喘ぎと変わり果てる。
「あ…あぁんっ…」
右足の爪先から足の裏側に吸い付くようなキスをして、既にしとどに濡れているところをわざと通り過ぎてから、左足の先までキスで印をつける。
「あ……あんっ……あぁ……いやぁ…ん……」
もどかしげに腰をねじらせる
。
欲しがり始めているのは歴然。
しかし、簡単に満足させてやるわけにはいかない。
ゆっくりと焦らして追い詰めてやるつもりだった。
「…ぁ、……もぅ……ねぇ……セブル……ス…っ…、ん……ぁ…ぁんっ」
けれど、甘くそそる匂いを振りまく
に、スネイプはもう酔いつぶれていたのかも知れない。
「…くぅ……んんっ……や、ヤぁ…」
抱え上げ抱き込むようにして、スネイプは
の躰を貫く。
小さく揺すってやるだけで、あんあん可愛い鳴声を上げる
は、もうすっかり夢中になっているらしい。
半開きの唇からはひっきりなしに声を漏らし、少し眉を寄せた色っぽい表情を見せている。
「あ、あぁん…あっ…ん…ああぁ……ん」
慣らされた幼い躰は、、もっと強い快楽を求めようと自然と腰を振る。
それが妙に可愛くて、
が刻むリズムに乗って、深く突いてやる。
その度に幼い躰はビクンと跳ねて、更なるリズムをスネイプに与えた。
「あん…あっ……セブルス…っ、もう、もう…っ」
掠れた
の声は、限界を訴え始めていた。
最初からキツイ締め付けは、更に強くなって、スネイプもこれ以上保ちそうにない。
「…
っ」
そう呼ぶと、スネイプは抽挿を激しくする。
肌を交わす行為は、言葉よりもストレートに想いを伝える。
熱も高ぶりも隠すことなくさらけ出し、想いを交換するのだ。
「あ、あぁっ…あ、あ-------…………っっ」
の漏らした声を合図に、スネイプも己を手放していた。
荒い息を吐く間にスネイプにしがみ付いて震えていた
は、暫くしてからふいに身体を起そうとした。
やんわりと抱き込んだスネイプの腕に全身を預けながらも、
はまだ何か気になる様子。
「…どうした、
どこか痛むのか?」
「ううん…えっと…、シュラインは?」
あぁ、とスネイプはようやく
の落ち着かない理由を理解する。
もう、猫に嫉妬する気は起きていなかった。
が精一杯しがみ付いてきたその熱さは、スネイプだけのものだったから。
の代わりに部屋を見回したスネイプは、部屋の隅に放り投げられた
のパジャマの上で丸くなって眠る子猫を見つけた。
「…
のパジャマの上で寝てる」
「…本当だ…」
首をめぐらせた
も、子猫がパジャマに包まるようにして眠っている様子に安心したらしく、スネイプにぐったりと寄り添ってきた。
「
のパジャマが好きらしいな。
の匂いがするんだろう…
もっとも、我輩はパジャマよりも中身の方がいいが…」
耳元でそう囁くと、首筋まで真っ赤に染めて、
は小さな声で”バカ”とか”スケベ”とか愚痴を零す。
耳をピクピクと動かした子猫が軽く目覚めて、ベットの上に
の姿を確認すると、みゃお…と小さく鳴いて擦り寄ってくる。
そのまま、くるんと着せてやった
のパジャマの中に潜り込む。
スネイプは
を腕の中に閉じ込める。
パジャマに包まれた子猫と、抱き込んだ
。
「二人ともこうして大人しくしておれば可愛いものを…」
耳元でそう囁いてやると、みゃぅ…と小さく
が甘い声を上げた。
たまには、こういうのも悪くない。
ただし、三日後には
は返していただくが。
■ あとがき ■
500HITのリク権を貰って下さった二観 幽鬼様へ捧げますv
リクエスト内容は…
・Placeの続編で、やっぱり子猫に主人公を取られた教授。
・子猫に嫉妬しちゃって、子猫を放置でそのまま…Hvvv
やっぱり、エッチシーン長いですねぇ(苦笑
申し訳ありません(泣)気に入らなかったり、イメージと違ってたら教えて下さいませ。
書き直させて頂きます故。
子猫に嫉妬する教授、嫉妬度が低すぎでしたか(汗
私の中で教授は猫には余り嫉妬をしない、と勝手に思い込んでいた部分があるので、物凄い中途半端な感じになってしまいました…。
やっぱり教授は子猫に主人公を取られちゃうんですね(笑
子猫に教授を取られるよりかは書きやすかったですね。私の中では可愛く嫉妬する主人公も捨てがたいですが、大人気なく子猫に嫉妬する教授もなかなかツボで
したv
この話もなんだか続きがいっぱい書けそうですね。
やっぱり、次は夜の個人授業にも子猫が微妙に参加…(死)
++++ これは二観 幽鬼様のみお持ち帰り可能です ++++
back