| 硬度を増した雪礫が否応無しに窓枠にぶつかり、硝子が砕ける様な音を伴って弾ける音が響く。 つい先日は、春の到来と間違われる小春日和かと思われるほどに気温が上昇し、庭の草木も色味を増してきていた。 なのに今日は、季節外れと間違われそうな寒気が一気に流れ込み、マルフォイ邸は数日前と何等変わる事無い白銀の世界に包まれている。 「 遅いね、ルシウス。 女の私よりも遅い仕度って如何なんだろう。 」 淹れ立ての紅茶で乾いた咽喉を潤し冷えた身体を温めているは、大きな硝子珠の様な薄紫の瞳を眇め、数刻は開く兆しを見せない観音扉の無駄な装飾を眺め ていた。 気を抜けば、純白に蒼い絹糸を寄り合わせた蝶の刺繍の施されたスリップドレスに夜会巻きと云う如何にも舞踏会風の格好の侭頬杖を付きそうだったの独り 言に、暖炉の傍で手帳に羽ペンを走らせていた執事・グルが言葉を返す。 「 本日の主賓は次期魔法省総統括とも言われております方の奥方様の聖誕祭で御座います。 主様も奥方様の眼に御写りに為られても嘲笑されませぬよう、お気を遣われて衣装をお選びに為っていらっしゃるのでしょう。 」 仕度の遅い主を気遣いながらも待ち惚けを喰らっているの気遣いも忘れていないのか、独特の柔らかい物腰に褐返し色の瞳を和らげたグルは音を立てて手帳を閉 じると、の話し相手にでもなるつもりか、隣に立つ。 只管ルシウスを待つ事以外に然してする事の無いはグルを隣に座る様に促すと、自分のカップへお替りを注ぐ序でにグルにも紅茶を差し出した。 「 主賓の奥方の眼に留まっても、何の得も無いでしょうに。 」 「 左様で御座いますね。 失言でした、申し訳有りません。 主様が様以外の女性に気を削がれる等、、 」 「 在るよ、…正確には、在ったよ、だけどね。 まさかグルだってルシウスが私と出会ってから結婚するまで熱にうなされたみたいに私だけを見ていた訳じゃないと思うでしょう? 」 「 い、いえ、その…あのですね、様、、 」 グルは予想もしていなかった展開に只管狼狽した。 彼の脳内予想図に於いては、グルが「 気を削がれる等在り得ません 」と言って話題自体も完結する筈だった。だがしかし、意外過ぎるの一言に事態は急展開、よもや仕える主が溺愛する妻を差し置いて浮気していた過去があ るだ等と耳に入れ、如何フォローの言葉を掛け様か。只管に拙い言葉のデータベースを検索するものの、合致する言葉は見付からず。 「 付き合ってから三年位までかなぁ…浮名が追っ掛けてくる位に浮気しまくってたよ、ルシウスは。 」 眼に入れても痛くない程に溺愛し、犬の仔を何処へでも引き連れ片時も眼を離す事を恐れる間違った愛犬家と相違無い位、屋敷に帰ればルシウスの傍にが居 ない時間があれば冷や汗を掻く位共に在る姿が脳裏に焼き付いている。 その彼が、スリザリンの幼姫と謳われ妻と為った今でさえも酷く愛らしく天衣無縫なが居るにも関わらず、浮名を流す程に浮気性だったとは。 グルは事実に、憮然した。脳髄から沸き起こる憤慨に満ちた堪忍袋の緒が事切れぬ事を祈りながら、の話に耳を傾ける。 あれはそう、今から6年前、が未だスリザリン3年生だった頃の話 ------------------ 。 三年目の浮気
![]() 初めてホグズミードに出掛けられる年齢に為ったは、同寮のスリザリンの女子生徒とホ グズミードで買い物三昧をする約束をしていた。だが前日に為って、其の女子生徒が高熱を出し寮から出る事は愚かベットから這い上がる事さえ出来ない程に衰 弱し、終にはマダム・ボンフリーの世話にまでならなければ為らない程に悪化。 ホグズミード行きは中止になる筈だった。 だが、前前日まで未だ見ぬホグズミードに夢膨らませて様々な事を語り合っていた所為か、風邪で寝込んだ彼女はにお土産を買って来て欲しい、とせがみ、 半ば無理矢理押し出す形でをホグズミードへと旅立たせた。 「 …………独り、と言ってもする事無いしなぁ、、 」 手にした魔法地図を見ながら目当ての店を探そうと思っては居たものの、流石に独りで知らない街で買い物するには勇気と度胸が居る年齢だ。適当にお土産を 買って早々に帰ろうかとした矢先、紅と橙の斑模様の煉瓦が敷き詰めらた可愛らしい花屋が眼に留まり、つい数日前にロンドンで出くわした恋人の事を思い出し た。 銀の絹糸が流れ落ちる様なさらりとしたプラチナブロンドに、蒼色に昏を混ぜた様な玲瓏とした瞳、風が自ら避けて歩いている様に外套を風に嬲らせる麗姿な姿 はそう多くは居ない。少なくとも、が熟知している人間は一人だけだ。 其処等の女よりも美麗な部類に入る彼、ルシウス・マルフォイは列記としたの恋人である。周囲から見たら如何見間違えても、親子か歳の離れた兄弟か。間 違っても恋人同士には見えぬが、其れでも少ない休暇を共に過ごし、梟便でのやり取りは週に一回は行う間柄。 其の彼がの見知らぬ金髪の華奢な女性とロンドンの街路樹を仲良く並んで歩いている姿を目撃し、天津さえ彼の腕が彼女の腰元にピタリと張り付き、二人の 距離は隙間無い程に密着していたのだとすれば通常の恋人同士なら終焉を予期した世紀の大喧嘩になるだろう。 見詰めた視線の先、視界の中に見慣れた双眸が映り込んで視界が克ち合えば、見知った顔に無意識に溜息を吐きたくなった。 「 (またですかい、色男) 」 こんな風に偶然にも浮気現場を目撃する事幾数多。最初は数えていた数も、次第に面倒臭くなり最近では一度逢った事が在る女性か否かすらも判らなく為る程。 は13歳と云う年齢も手伝ってか、遠く離れた恋人に酷く寛容な性質だった。恋人の浮気現場を目撃し直撃したにも関わらず、怜悧な薄紫眸は恐ろしい程に 和らげられ、憤慨し感情を暴発させるどころか、普段よりも三割増の秀麗な微笑みを作り上げてルシウスの隣の女性に会釈した。 「 こんにちは、お久しぶりです、マルフォイ氏。 何時も父がお世話に為っております。 」 如何にも在り来りな挨拶に流石のルシウスも絶句し、言い訳の一つでも述べようかと云う頃合に、可愛らしい手を振り愛想の良い微笑だけを残しては颯爽と ロンドンの人ごみに紛れて行った。 翌日に届いた吼えメールで浮気を問い詰められるかと思いきや、ロンドンで見たという喜劇の感動を一方的に伝え"今度時間があったら見てみて下さい"の言葉 を最後に終わってしまった。 そんな日々ばかりが続いていたモンだから、にも少しばかり好奇心が沸いていたらしい。 少しくらいのアバンチュール、暇潰し程度に昼食に付き合い位なら問題無いだろうと、自分に声を掛けて来た如何にも純血貴族の嫡子風の男性の誘いに乗った。 だが現実は其処だけでは終わらない。昼食だけ食べてサヨウナラを告げようとすれば、"今日の記念に君に贈り物をしたい"と何処かの誰かが吐きそうな科白と 共に有名高級呉服店に連れて行かれ、頭の上から爪の先まで淑女に仕立て上げられた。 「 こんな姿じゃ帰れない 」 「 帰るときは着替えて帰れば良い、だからもう少し僕に付き合ってくれないかな。 」 「 ………………………………………夕食、位なら… 」 「 喜んで、レディ 」 言われる侭、差し出された腕に腕を絡め、呉服店から一歩出た先で背の高い紳士の肩に触れた。と、云うよりすれ違い様に入店してきた紳士に、突然華奢な腕を 凄い 勢いで掴まれた。 「 …、私の部下と何をしている? 」 「 ------------------- ルシウス。 」 「 え?あ、ぼ、僕用事を思い出したから今日は失礼するね、今日は楽しかったよ、思い出をありがとう! 」 声が投げられた方面との口から紡がれたファーストネームに、煥発していた男の表情が一変、魄を抜き取られた様に呆けた表情の侭に遽しく逃げ去る。 足音は暫くの間街道に響き、僅かな反響を聞かせていたが、数瞬もすれば二人の前から消えていった。 何だ、さっきの男は魔法省幹部だったのか、だからあんなにも羽振りが良かったんだ。暢気にも脳裏で納得したの腕を掴んだ侭、ルシウスは手近にあった オープンカフェに身を滑り込ませると、尋問でも始めるつもりだろうか。 メニューが並ぶ冊子を手にしたウェイトレスが冊子を手渡すより先に、手早く注文を言い放ったルシウスは軽く足を組むと、に向き直る。 「 …さぁ、説明して頂こう、私の部下と何をしていた? 」 「 済みません、お姉さん、珈琲にミルクを多めに入れて貰えますか? 」 実に半年振りの恋人との再会、労う様な言葉も無ければ嬉々とした言葉も無い侭にルシウスは眼前に据えた幼い恋人に詰め寄った。 蒼瞳を眇め、薄く笑みを刷いている癖に、まるで威嚇するかのような、鋭い刃の眼差しを以ってして睨み付けるも、には一向に効いていないらしい。ウェイ トレスを呼び止めると、ルシウスがの意見も聞かずに勝手に注文したブラック珈琲をミルク珈琲に仕立て上げる。ブラックなんて未だ飲める訳が無い、呟い た言葉はルシウスの無言の一瞥に制される。 「 、私を怒らせたいのか? 」 「 ルシウスが独りで勝手に怒っているだけじゃない。 」 「 恋人の浮気現場を目撃し、私が怒らない寛大な心を持ち合わせている、とでも言いたいのか。 」 「 …浮気? 暇だったからお昼に付き合ってあげただけだよ、服を買ってくれたのは誤算だったけど。 其れに、この程度が浮気だって言うんなら、ルシウスの日頃のあれは何、私以外の恋人との逢引? 」 「 あてつけだとでも? 」 ルシウスの言葉に、は双眸見開き、驚きを露にした。 言葉の意図を理解するのに十秒、重たい沈黙を守った後では突然嘲りの笑いを含んだ笑いと共に、 「 バッカじゃないの。 遣ってられない、私帰る。 」 先程注文した珈琲が手元に未だ来てなくて良かった。珈琲代が無駄に為るからではない、眼前に有れば、眉目秀麗なルシウスの顔目掛けて淹れ立ての熱い其れを ブチマケテしまいそうだったから。 「 誰が莫迦だ、浮気した挙句、罵詈雑言浴びせて逃げる気か 」 極度の呆れを全面に貼り付けたが席を立とうとすれば、逃がさぬとばかり憤慨を露にしたルシウスが先程と同じ様にか細い腕を掴む。傍から見れば浮気をし た女が一方的に悪く開き直って席を立とうという絵図に見えるだろう。だが実際は、 「 …私は全寮制のホグワーツ生、貴方は多忙な魔法省高官、逢える時間が少な過ぎるから、寂しさ埋めるだけの代替程度なら浮気はしても別に良いって約束させた のは、ルシウスじゃなかったっけ? 」 「 あぁ、確かに 」 「 なら別に問題無いでしょ 」 「 お前は本気で…初めて会った女に頭の上から爪先まで厭味な程にブランド志向でモノを揃えてくれる男が問題ないと、そう思っているのか? 」 「 其れならなに、ルシウスは浮気して良くて、私は駄目だって言いたいの? 」 一回りも歳が違う到底女と言えない子どもに完膚なきまでに打ちのめされた瞬間だった。 「自分の事は棚に上げておいて」 そう切り捨てられてしまえば、ルシウスは最早言葉に詰るしかしか無い。呆れた様な罵声は当然の事、呆れて当然の振る舞いだろう。 ルシウスが、が寛容なのを良い事に散々浮気を重ねていた事は事実、其れについてルシウスが何を言っても言い訳かにしか聞こえない。 相手に浮気されて初めて腹が立ち、自分の事はいざ知らず問い詰める等と、愚かな事をしているという位ルシウスにも判っていた。判っていたが、其れでも が自分以外の男と浮気するだ等と云う事実を受け入れる訳にはいかない。自分は其処まで寛容な男ではないのだ。 「 為らば改めよう、今後一切私は浮気をしない。 だから、今後一切お前もするな 」 普段の上から命じる様な独特の物言いは消え、心無しか請う響きすら宿って聞こえたのは、の気の所為だろうか。 チラリと視線を送ってみれば、すぐさま鋭利な一瞥で表情を上塗りされる。殊の外彼は、自尊心を欠くような劣等感や低空位置からモノを頼む様な事を嫌う。 「 …ルシウスみたいな色男が数ヶ月に一度しか逢わない一回りの年下の女だけで満足できる訳が無いじゃない。 」 「 言ってくれるな、何処まで私を見縊る気か。 私とて公然とホグワーツに乗り込んでお前に逢う事など造作無い 」 「 へぇ…何処まで信じれるもんだか。 」 「 為らば試そうか。 私が次に浮気したら何をしてくれても構わぬ。 」 「 そう、じゃあ次に浮気したら吼えメールで別れ宣告するからお忘れ無く。 」 言うだけ言って其の場を後にした。ルシウスの返事も聞く事無く、どうせ其の場凌ぎの嘘なのだろう、と余り気にも留めずに。 だが変化は其の日の夜から既に始まっていた。夕食後、いつもの様に図書館に文献を返し、明日の魔法史のレポートの為に新しく文献一冊と暇潰しを兼ねた純文 学を借りて部屋の扉を閉めた時。 見知った顔が、だが決して居る筈の無い人の姿が其処にあって、は大声で叫びだしそうに為った。 「 なっ…ルシウス、何で此処にっ!? 」 「 言ったろう、公然とホグワーツに乗り込んでお前に逢う、と 」 「 公然じゃなくて此れは不法侵入でしょうが! 大体、私は未だ独り部屋じゃ… 」 チラリと机の上を見れば、同室の友人が書き置いたであろう走り書きが残されていた。 "貴方の素敵な彼氏に凄く良いアイテム貰ったから、私はレイブンクローの彼の部屋に行くわ。 彼は監督生だから今日は帰らないわね、ごゆっくり、" 「 --------------------- ルシウス、貴方何渡したの? 」 「 飲めば10分間だけ透明に為れる薬だ。 列記とした処方箋付き100錠入りだから安心しろ 」 「 ………………………………………………………………………………………はぁっ… 」 「 勿論、私が侵入した痕跡は皆無、香りすら残らぬから気に病むな。 」 一回りも離れた子どもに逢う為に態々姑息な手段を使う気になったものだと、その酔狂さに呆れ、ルシウスは自らを嘲るような笑いを、口元に浮かべた。 愚かな真似をしたということは判っているが、今更後悔した所でどうにもなりはしない。初めから、に溺れ過ぎないように、との温もりを忘れるように 他の女を抱いていたのだ。其れが出来ないとあらば、に溺れる事を覚悟の上で己の欲望を全てに注ぐ他無い。布石を打っていたのは、何より溺れる事を 恐れていたのは、自分の方だ。 「 手始めに…あの後何処へ行ったか話してもらおうか? 」 其処からだ。坂道を転がり落ちる様に女とは到底言えぬ子どもに溺れ、後戻りなど到底出来ない位に心惹かれ心を奪われたのは。 「 ------------- でね、其れから本当に浮気しなくなったの、ルシウス。 可笑しいでしょう、あれからずっとだよ。 」 半分温くなった紅茶を細い咽喉奥に落とし込んで、は懐かしそうに笑った。 だが笑えないのはグルである。普段眼に痛いほどに溺愛しているを過去に(未だ付き合っていた頃とは言え)再三に渡って裏切って居ようとは。 沸々と湧き上がる憤りを堪える為、の淹れた紅茶を一気に飲み干し、幾らなんでも一時間も仕度に手間取る筈の無い主を迎えに行こうと椅子を引く。 「 今でこそちゃんと仕事してるけど、私が冬季休暇の時なんて、魔法省にダミーまで置いて私の寮で仕事してたんだから。 …独り部屋だったしちゃんと"仕事"はしてたから別に良いんだけどね。 」 「 甲斐性無しですね、主様は。 」 「 -------------- 誰が甲斐性無しだと? 」 声に、とグルが振り返れば、音も無く開かれた観音扉の奥。咽喉奥で哄笑しながら冷厳な光りを薄蒼の瞳に滾らせたルシウスが立っていた。 グルを視界に入れ、眼で値踏みして、口元を歪める。けれど下卑た印象に見えないのは、相手がルシウス故、だろう。グルは置かれている立場を考えずに素直に そう思う。今はそんな事を考えてられる程の余裕など無いと言うに。 「 い、いえ、あの、甲斐性が無かった、と… 」 「 ほぉ、お前はお前の知らぬ私の過去でさえも罵倒する気か? 」 「 め、滅相も御座いません、決してそう云う意図が有った発言ではっ…! 」 慇懃無礼に45度の傾斜を以って深く一礼するグルを、ルシウスは一瞥投げただけで其れ以上叱責する気も起きないのか、傍らのの元へと歩み寄る。 よもや自分の過去の話に花が咲いていただ等と知る由なも無いルシウスは、薄く笑みを浮かべて口火を切って来る。 「 待たせて済まなかったな、行くとするか。 あの家の奥方を怒らせると少々面倒だからな。 私を待つ間、独りで暇だっただろう? 」 「 そんなことも無いよ、グルと話してたから。 ほら、ルシウスが私の浮気を発見して私の部屋に入り浸る様に為った頃の話。 」 「 --------------------- 其れで"甲斐性無し"か、グル。 」 一瞬で部屋の空気は冷え切った。焔の勢いが治まる事の無い暖炉からは定期的に暖が運ばれては来るが、グルにはルシウスの方向から巨大なブリザードが自分に 向けて無言の内に放たれていると直感した。 嫌な予感ばかりが、先ほどから胸中を走ったが、表に出さぬよう努めた。主の気迫に負けるな、負けたら終わる、そう言い聞かせるも、視線が合えば呆気無くグ ルは崩落する。 「 もっ、申し訳御座いません!!!!! 」 詫びるグルを存在自体を無視する様に無言の侭、外套を翻してと共にリビングルームを後にする。 勿論玄関先で憤慨一歩手前の声でグルを呼び付け同行させるのだが、グルは再びマルフォイ家の敷居を跨ぐまで一切ルシウスに口を利いて貰えなかったと云う。 [ back ] (C) 2002-6 The fanfictions are written by Saika Kijyo. update 2007/8/5 |